今の時期、韓国では畑に唐辛子がたくさん植わっています。私は8本くらいしか育てていないのでそれだけ見ても変わった人に見えますね、、、きっと。
日本の唐辛子鷹の爪と違って、韓国の唐辛子はピーマンのようにぶら下がっています。鷹の爪はしゅんしゅんと突き出たように実がつきますよね。鷹の爪ってかっこいいなって思います。
私は、唐辛子が青いうちに収穫してしまいますが、普通の人は収穫しないでそのまま赤くなるまで待っています。そして、農薬を散布しながら虫にやられないようにするんじゃないかな？そうしないと赤い唐辛子になるのは難しいのではと思っています。
私は初めから赤唐辛子をあきらめてしまっています。
いつか無農薬で挑戦してもいいんですけど、つい青唐辛子を見たら収穫してしまいます。我慢が足りないんですね。
赤唐辛子を収穫したら、天日干しをします。完全に乾いたら茎の部分は切ってしまって、粉砕所みたいなところに行って粉にしてもらいます。そうするとコチュカルになります。この粉砕所って、結構地域に密着してたくさんあります。ゴマやえごまの油を抽出する機械があったり、、、。トウモロコシを乾かして持っていくと炒ってくれてトウモロコシ茶にしてくれます。
全部が全部ではないですが、韓国の人って本物を知っていて、市販のものはまがい物と思っている人多いです。だから、秋になると、市場で乾いた赤唐辛子を買って自分できれいに拭いて粉砕所で粉にしてもらう人がたくさんいます。自分で作ったコチュカルでキムジャン（冬、キムチを大量に作ります）をするためです。
この乾かした赤唐辛子が、結構な値段なんです。私は去年初めて買ってみたのですが、１０Ｋで１７万ウォンくらいしたかな～。粉砕代は、夫が出したから覚えていないです。
だから、唐辛子農家も多いんですね。儲かりますから。
無農薬で赤唐辛子は可能なのか、、、？ちょっと未知数です。
